2014年10月1日水曜日

杉良太郎 芸能活動50周年・福祉活動55周年のパーティーにたかみなが出席

ベトナムで杉良太郎プロデュースのTV番組!AKBらに出演「お願い」

 歌手で俳優の杉良太郎(70)が30日、都内のホテルで芸能活動50周年・福祉活動55周年のパーティーを行った。安倍晋三首相(60)、EXILE、AKB48、大相撲・北の湖理事長(61)ら各界から約700人のゲストが祝った。来春からは、長年福祉活動を行ってきたベトナムの国営放送VTVで、自身のプロデュースによる日本文化の紹介番組をゴールデンタイムに放送することが決定した。

 日本を代表する顔ぶれに囲まれ、杉が新たなビッグプロジェクトを発表した。「ベトナムは約束してくれました。日本文化を紹介する番組を放送することが決まりました。私からみなさんへのご恩返しは、日本をもっと外国に紹介するということです」。日本とベトナムの“スター外交”の先駆けとなる番組のスタートを宣言した。

 番組は月1回、ベトナムを代表する国営放送VTVのゴールデン帯(午後7時~同10時)で約2~3時間放送される。日本から歌手を招いてスタジオでパフォーマンスを行うほか、ベトナムの著名人を日本に招待し、文化交流を図る。日越友好音楽祭に出演したEXILE、AKB48、w―inds.らが候補に挙がっており、杉は「みんな行きますと言ってくれてるから、お願いすることになる」と話した。

 杉によると、これまでNHKの国際放送以外で日本の番組がベトナムで放送されたことはなく、しかもゴールデン帯の放送は異例の待遇。孤児の支援や学校建設など25年にわたるベトナムへの福祉活動が認められての快挙に、「政治、経済だけでなく文化発信しないと海外には理解されない。芸能文化の師団を作って日本は本当に美しい国と伝えたい」と決意を新たにしていた。

 パーティーには政財界から芸能界、スポーツ界まで約700人が出席。安倍首相は「芸能人になる前から福祉活動をされており、まさに筋金入り。昨年の日・ASEAN首脳会議では杉さんのおかげでクールジャパンを印象づけられた」と功績をたたえた。

 スターとして歩んできた半世紀を「流し目、中年キラー、後家殺しと言われるのが嫌でしかたなかったが、70歳過ぎて止まってやっとほっとした」と振り返る一方、地道に続けてきた社会福祉活動について「一番大事なのは、地位やお金や名誉じゃなく人を理解するということ。多くの方がただのファンじゃなく理解者となって支えてくれたことが今日は一番うれしい」と万感の思いに浸っていた。

 伍代夏子(妻で歌手)「杉の芸と福祉の心は日本の宝だと思います。杉は困っている人をすぐ助けようとしますが、杉が疲れた時に私はちょっとだけ助けられたらと思います」

 山田純大(俳優、杉の息子)「家でも仕事でも、父は一本筋が通っているので、反論ができないんです。直球勝負で来るので、片時も気が抜けない。格好いいところは、それを誰に対してもするところ。言いたいことを言うことですね」

 ◆主な出席者

 ▼政治家 安倍晋三、大島理森、太田昭宏、小渕優子、岸田文雄、下村博文、菅義偉、竹下亘、武部勤、二階俊博、額賀福志郎、野田聖子、深谷隆司、町村信孝、松島みどり、山口那津男

 ▼芸能人 池乃めだか、石田純一、w―inds.、EXILE、大津美子、風祭ゆき、神田うの、島津悦子、高橋みなみ、立川左談次、鳥羽一郎、中村メイコ、波乃久里子、西内まりや、船越英一郎、松村雄基、的場浩司、みずき舞、山田純大、山川豊、山本譲二

 ▼スポーツ界 北の湖敏満、小橋建太、清水宏保、貴乃花光司、錦戸眞幸(元水戸泉)、平松政次、元木大介

 ▼その他 大下英治、ドアン・スアン・フン(駐日ベトナム大使)、野口聡一、湯川れい子

(50音順、敬称略)


http://www.hochi.co.jp/entertainment/20141001-OHT1T50054.html



杉良太郎 芸能生活50周年で意気込み「もっと波風立てたい」


 俳優で歌手の杉良太郎(70)が芸能生活50周年、福祉活動55周年を記念したパーティーを30日夜、都内で行った。 

 15歳の時から刑務所への慰問活動を続け、現在はASEAN特別大使を務めていることもあって、芸能界だけでなく、政界からもそうそうたる顔ぶれが出席。安倍晋三首相からは「昨年(11月)の日・ASEAN音楽祭では、予算がないのにEXILEやAKB48を出演させてくれた。これからも日本の良さを海外に発信してほしい」と激励された。

 特別大使を務めるベトナムで、日本文化を紹介する番組をプロデュースする計画も明かした。国営テレビ「VTV」で来春から月1回、ゴールデンタイムに放送する2~3時間ほどの番組制作を託されたといい、「ベトナムでは日本の番組が一本も流れていないから、現地の人は日本のことを知らない。この番組が成功すればASEANにも発信することができる。史上初の試みだから気合が入る」と語った。

 パーティーでは約800人を前に代表曲「すきま風」など3曲を披露。半世紀を迎えた芸能活動を振り返り「流し目だ、中年キラーだと言われてきたが、還暦になってさすがに流し目をやってくれとは言われなくなった」と苦笑い。「これまで波風を立ててきたが、これからはもっと波風を立てたい」と意気込んだ。


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