2015年1月22日木曜日

【総監督カウントダウン(下)】たかみな、横山に金言「何度も修羅場経験して」

 12月にAKB48を卒業する総監督の高橋みなみ(23)。ラストイヤーの最初を飾るライブ「リクエストアワー セットリストベスト1035」が21日に東京ドームシティホールで開幕する(25日まで)。

 サンケイスポーツの取材に高橋は「私のラスト1年が始まったというより、AKBが10周年ということを前面に出したい。私も楽しんで10周年を盛り上げたい」。グループ第一で走ってきた彼女らしく、AKBの記念イヤー突入に胸を高鳴らせた。

 後任の横山由依(22)にとって総監督就任までの“研修”が始まったが、「とにかく場数を踏ませることが必要」と力説する。

 これまでライブではメンバーの移籍や卒業などがサプライズ発表されてきたが、高橋は常に冷静さを保ち、感情が高ぶるメンバーがいればそばに掛け寄り、励ました。

 「サプライズは疲れますよ~。AKBはマニュアル通りに進まないことが多い。横山は修羅場を何度も経験すべき。彼女は変にマジメなところがあるので心配ですが、抜くところは抜き、横山なりのやり方をみつけてほしい」と金言を贈る。

 卒業後は、夢である歌手業に本腰を入れるつもりだ。憧れは中森明菜(49)。昨年のNHK紅白歌合戦で活動休止から約4年ぶりに表舞台に帰ってきた明菜の姿に「高まりました」と興奮し、思いを強くした。

 「卒業後はスタッフにも昇格? それはないです(笑)。みんなに伝える時間も増えますし、ライブの打ち合わせに参加したり、外から支えたい。誰かがいなくなっても、また新しいAKBになる。メンバーやファンの方と一緒にゆっくりゆっくり、最後の日に向かって思い出を作っていきたいです」

 集大成の1年も全力で駆け抜ける。


★たかみなの神曲は

 高橋の神曲は「愛の存在」。「私たちの道のりのすべてを歌っている。♪10年後の僕らへと叫ぶ…という歌詞は1期生の私たちに重なる」と思いを明かす。横山に贈る1曲は、2009年にAKBが初のオリコン1位を獲得した「RIVER」。同年に横山はAKBに加入。曲は当時、転機を迎えたAKBのことを歌っており、「私が先導してきた船を今度は横山が先導して新しい“試練の川”を渡っていってほしい」とメッセージを送った。

















http://www.sanspo.com/geino/news/20150121/akb15012105040001-n1.html

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