イベントには本作のセンターポジションを務める島崎遥香をはじめ、柏木由紀、横山由依、加藤玲奈、そして監督を務めた大友啓史監督が出席。ファン300人にいち早くミュージックビデオを披露し、撮影時のエピソードなどを語った。
大友監督といえば映画『るろうに剣心』の大ヒットが記憶に新しいが、今回のミュージックビデオの制作にあたり、同作のスタッフを中心に100人を超える大友組を集結。「10周年、40作目と聞いて『るろうに剣心』のチームを集めて本気でやってみようと。本気で若い人たちとぶつかったら何が生まれるのかなという興味で引き受けた」と制作に至った経緯を語る。
ミュージックビデオでは、彼女たちを取り巻く華やかな世界が崩壊し、そこから何度も立ち上がって、諦めず目的に向かっていく不屈の姿を描く。激しいアクションシーンに挑戦したメンバーたちは、忙しい中それぞれがスケジュールの合間を縫ってトレーニングを積んだという。
大友監督は「日本のトップ3だと思う、優れたアクション監督が3人集まった。0から練習して、それぞれの適正を見極めて、個性のあるアクションを作っていった。『るろうに剣心』でやったことと同じことをやったので、(メンバーは)大変だったと思いますよ」とメンバーをねぎらった。
「初めて見た時にMVだと思って見に行ったら、もう映画だと思って、思わず『映画ですねこれ』って言ってしまった」という島崎。「あっけにとられて、気づいたら涙が出ていました」と明かし、「今まで以上に練習もしたし、『自分が思うようにやっていいよ』って言ってくださったので、自分なりに一生懸命考えて撮影に挑んだので、こんなに素敵な作品にしていただけてよかったな、と思ったら涙が出ていました」と作品への特別な思いを打ち明けた。
次期総監督の横山由依は、10周年という節目に大きなテーマの作品を作ることになったことについて「歌詞もそうですけど、メッセージ性のあるもので、見てくださった方に何か感じていただけるような作品になった」といい、これからも「今まで私たちが歌ってこれなかったものにも果敢に挑戦していきたい」と意欲を示す。今作を「10年目にいくという意味で、新しいステップに進む一歩目。これからのAKBにとって大切な作品になったと思っています」と位置づけた。
イベント中には「MVが完成した今だからこそ監督に聞きてみたいことはあるか」と問われた島崎が、悩んだ挙句「好きな食べ物はなんですか?私はピーマンが好きです」といって会場を笑いの渦に巻き込む一幕もあった。
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